北海道に異動することになったけど、遠いし、 寒いし大変そうだなぁ。
標準語で通じるかな?
あっちでの生活はどんな感じ?
北海道で生まれて育った筆者が北海道での生活について語ります!
北海道移住を検討している、 または異動などで北海道に住むことになったあなたに送ります。
北海道はあなたが思っているよりは身近な場所だということが伝わ れば幸いです。
北海道へのアクセス
まずは北海道へのアクセスをご紹介します。
羽田空港からは、およそ1時間半。 皆さんが思っている以上に北海道は(心理的に)近いんです。
札幌に行くには千歳空港の利用となります。
千歳空港から、札幌まで「快速エアポート」という電車が直通で出ていますので、 こちらを利用します。
40分くらいですかね。運賃は1070円。高いわ!
+520円で指定席が取れます。(これも微妙に高い)首都圏の利用者が多い在来線と比べてしまうと、どうしても高く感じてしまいますね…。

かの有名な、すすきののNIKKA。
寒いの?
↑純正の巨大雪だるま。隣に映っている人を見てもらえれば巨大さが伝わると思います。
寒いです。ただ、地域によるところもあり。
私が住んでいた道東の某地域は内陸性の気候で冬は-20℃ 近くになります。
そのくらい寒いと、 空気中の水分が凍ってキラキラと輝くダイヤモンドダストを見るこ とができます。
どんな感じなの?と体感をよく尋ねられますが、「 もはや寒いではなく、痛い」という表現が当てはまります。
鼻毛凍ります。鼻で息ができないので口呼吸しかできません。
ちなみに札幌はそこまで冷え込むことはありません。最低気温が- 12~3℃くらいです。
函館はもっと気温が高いです。
雪はたくさん降るの?
こちらも地域によります。
主要都市では札幌、 旭川は比較的雪が多いな~と感じます。
路肩に雪を積み上げているのですが、 人の頭を超えるくらい積まれている場所も。
車の左折は注意しないと、人や車が出てきても見えない…。
言葉はなまってる?
これもよく聞かれます。ほとんど標準語です。
「北海道なのに訛ってないね!」と言われることもあるのですが、 元から訛りなどない。(嘘つけ)
ただ、微妙に語尾や言い回し、 イントネーションが違うことがあります。
「しばれる(寒いのもっと上)」「じょっぴんかる(鍵をかける) 」
のような本州の人がよく聞く北海道弁は私たちの世代は使いません 。
同級生とジョークで「今日はしばれるべさ~」とか言いますけど、 真顔で「今日はしばれるね!」とかは若い世代の人は言わないですよ笑
日常生活で使っていた方言の一例を挙げると…
「ばくる(交換する)」転じて「ばくりっこ(交換こ)しよう!」 これ子供の時によく使っていました。
「こっこ(主に動物の子供)」父親世代がよく使っていた
「ぼっこ(棒切れ)」「したっけ(じゃあ・またね)」「 ごみを投げる(捨てる)」
語尾は「~っしょ(例:うまいっしょ。ラーメンか)」「~だべ」 「~だべや(主に男性)」「~だべさ」が付くこともあります。
ほとんど訛りがないので、 気にせずそのままの言語でしゃべっていると、 訛っていると指摘されたのが以下の二つ。
「コーヒー」「5月」…5月に関しては、 いまだにどちらが正しいのかよくわかっていません。 だからいまだに訛っている時があると思う。w
別の地域から引っ越してきても、現地民との会話で困ることはほぼないと思います!
観光するならどこがいい?
↑美瑛の四季彩の丘。9月でもキレイです。
さて、北海道の生活に慣れてきたら色々な所へ出かけてみることをお勧めします。
本州ではなかなかお目にかかれない広大な大地と雄大な自然を体感することができますよ♪
北海道が初めて…という人には、まず
車がない場合は、函館・小樽
車がある場合は、富良野・美瑛をすすめています。
函館は観光するところが一か所にギュッと固まっているので車が無 くても十分観光できます。
GLAYでおなじみ「八幡坂」も!(世代)
イカ食べよ。
小樽もオルゴール堂やガラス館などのスポットが徒歩で楽しめます。
女性からもウケがいいので、デートにも◎です。
富良野は車があったほうが良いでしょう。ドラマ「北の国から」の舞台で有名になりました。
便利に使える公共交通機関がないため、 車があると便利です。
そのほかに、周辺に青い池もありますが、 こちらもやはり車が必要です。
観光ツアーバスを利用するという手もあります。

まとめ
いかがでしたか?北海道出身ですと言うと、よく聞かれるお話を書きました!
「鼻毛凍るくらい寒いよ~」というと、「ムリムリ!」と言われるのですが、そのぶん北海道の家は暖房ガンガンで暖かく、とても快適です。
小さなお子さんがいる家庭にとっても、住環境はかなり良いかと思います。
次回は北海道の住宅事情や、独自の文化すぎる銀行やコンビニ、20~30kmは近場、謎の距離感についてご紹介します!
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