総務の仕事内容の紹介・どうやったら総務に転職できる?

筆者は総務部で4年半働いていました。私の場合は、自ら望んで総務部に入職したのですが、新しく配属されてくる新入社員の表情を見ていると、「総合職として入社して、総務に配属されて正直がっかり…」という表情を浮かべている子もいます。

多くは「総務部って雑務ばかり」とか、「本社にいて偉そうにしてるけど何もしてない人たち…」という、思い込みがあるようです。

確かに、雑用は多いし上司は偉そうだったけど(笑)、総務部はやりがいもある仕事です。

ぜひ、いいところを見つけて貰えればと思い、この記事を書きます。

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総務部の仕事

営業は会社の商品を売る仕事、経理は会社の財務を担当する仕事。研究員は研究をすることが仕事です。では、総務部は?

総務はそれ以外の仕事全部が仕事です。

執務スペースのレイアウトの変更や株主総会の運営を始めとする株主の対応、株式管理や取締役会の開催など、会社の基本となる部分の管理やメンテナンスが主な仕事となります。

会社の規模によっては人事や経理が一緒になっているパターンもあります。

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総務のやりがい

総務の仕事は売上を直接上げることはできないので、経費の削減がメインとなります。

例えば、営業車のリース料やコピー機のカウント料削減です。

社歴が長いと、昔契約してそのまま放置…という会社も多く、最新機器への入れ替えを条件に基本料金を下げてもらう、

などといった交渉をしていきます。コンペを開くこともありました。

決まった時や、大幅に経費削減が実現されると表彰されるチャンスも出てきます。

 

また、社長との距離が近いので、直接お褒めの言葉をいただくこともモチベーションの向上に繋がるかもしれませんね。

総務のメリット

地味~な総務ですが、やることによるメリットは大きいです。

経営者が近い

経営者が近い、というのはメリットでもあり、プレッシャーを感じるというデメリットもあるのですが。

私はメリットのほうが大きいと考えています。

常にボスが近いところにいるので、手は抜けない。でも、頑張っているところは確実にアピールできます。

 

頑張って成績あげているのに、チームの功績にされて、個人で評価してもらえない…という営業の悲哀を耳にすることもあります。

そういった状況を鑑みると、総務は評価がわりとダイレクトに行われるのもメリットですね。

 

経営者と接する間に、経営者側の意見を耳にすることも多いです。

普遍的なスキルが身につく

どこの会社にもその名前は無くても、総務の仕事は発生しています。

庶務周りの仕事はどこにいても発生する業務なので、転職先でも必ず使えます。

どの業界であっても共通していることが多く、得た知識や経験をキャリアアップに利用できるのは大きなメリットです。

総務に転職したい人は

総務は管理部門のなかでも、人事や経理よりは未経験から募集している会社を見つけやすいのもメリットです。

会社の規模にもよりますが、総務から人事や経理といった専門知識が必要な部門の知識をつけることができるので、異業種から管理部門への転職を目指す方にもおすすめします。

時間に余裕のあるときに転職サイトに登録しておけば、転職活動を始めたいと思ったときにすぐに始められます。

多くの求人案件を扱っているリクナビNEXTは未経験でもOKの求人が見つけられるでしょう。

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